愛染夢路

そんな話をして互いの家に帰っていった。





「おっはよぉ!高原!!」                            

いつものように声をかけてくれる天宮。




「あっ!はよ~」


にこぉと天宮は笑っている。




ん?




何か私…したっけ??



「んっっ!」



急に何かを差し出した。

「何これ??」





にこにこと笑っている。


「愛に聞いたんだ!!今日、誕生日だって??」





10月25日―・・・






「あぁぁ!!」



すっかり忘れていた!



「んっ!それより中見てみろよ!」


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