愛染夢路
  

―カサッ―



「わぁ!可愛い!!」




中にはピンク色のシャープペンシルが入っていた。



「ありがと!!大切にする!!」




くるりと後ろをむいた。

ギュウ…

ん??

何??ちょっ…苦しっ…






「オレ…お前のこと―…好きだ。」




はいぃぃ!?


私は…






私は





島津先生のことが好きなのに。







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