[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
病院を後にして、自宅へ戻った。


『ねえ。貴俊さん…さっきの分かってるって何?』


「…あああれか。あれは・・・
 自分では言いにくいが、俺の事を知っている奴がいるだろ。

 そいつらが、面白おかしく話されたり、書かれたりする恐れがあるからな…

 これでも、経済の世界では有名らしいからな・・・」


確かに…経済関連のみならず、貴俊さんの顔が表紙になっている雑誌なんて腐るほど見てきた。


そっか…納得だった。
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