[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
「あれ?愛美ちゃん、どうしたの?」

声をかけてくれたのは、さっきの貴俊さんの同級生の内科の先生。

『ちょっと、疲れちゃって…』

私はとっさにウソをついた。


「具合悪い?今一番大切な時だから。
 精神的にも不安定になりやすいし。
 何か、心配事?」

なんだか、見透かされているようで・・・
でも、私は、首を横に振り元気なふりをした。


「大丈夫ならいいんだ。
 でも、体調悪いなら、ここ病院だからね。
  
 もしかして、妊娠が分かったことが原因?」


私は何も言えず、黙っていた。


「ひとつ聞くけど、子供の父親は…貴俊だよね」

『あっ…当たり前です。 
 私が貴俊さん以外となんて…』


「そうだよね。
 それなら、どうして落ち込んでるのかな?」


『・・・それは、彼になんて言っていいのか。』


「そんな…あいつなら、周りがびっくりするくらい喜ぶんじゃない…
 もしかして、あいつが喜ばないとでも思っているの?」


『子供が好きじゃないかもしれないし・・・』


「それなら、大丈夫よ。
 他人の子供と自分の子供は違うからね。
 ちゃんと話してみて。

 明日、二人で俺のとこ来てね。これは医者として  ねっ。」

私は、そう言いきられて明日、先生の所に来ることを約束した
< 9 / 143 >

この作品をシェア

pagetop