蒼空模様
「・・・ごめん、最後に・・・」
ゆっくりと近づいてくる雅弥
そっと、抱きしめられる
私は、その腕に
身をゆだねた
もしかしたら、
浮気になるかもしれない
でも
これが《最後》だから・・・
少しだけ、
許してください
「・・・これからも、
美弥が泣くくらいなら
絶対迎えに行くから。
・・・でも、お前の好きな奴と
幸せになれよ?」
私達には、
大人すぎる恋でした
結果は、どうであれ
とても良い想い出です
蒼空模様は、
はじめて会ったあの頃のように
穏やかでした―。