ゴースト ――あたしの中の、良からぬ……
……多分ね。
「あ、金賞受賞者が来た!」
教室に入ったら、いきなり声を掛けられた。
克己(かつみ)だ。
克己の声に合わせて、その辺にいたクラスメートが歓声をあげて拍手する。
「え? 金賞……って何?」
「ほら、絵画展。
柚希、市の絵画展、金賞だったんだ。
県のコンクールに出展だってよ」
にっこりと、いつもながら明るい笑顔で廊下を指さす。
「廊下の掲示板に貼ってあった」
「あ、そうなんだ」
克己は、中学の時からの同級生。
「あ、金賞受賞者が来た!」
教室に入ったら、いきなり声を掛けられた。
克己(かつみ)だ。
克己の声に合わせて、その辺にいたクラスメートが歓声をあげて拍手する。
「え? 金賞……って何?」
「ほら、絵画展。
柚希、市の絵画展、金賞だったんだ。
県のコンクールに出展だってよ」
にっこりと、いつもながら明るい笑顔で廊下を指さす。
「廊下の掲示板に貼ってあった」
「あ、そうなんだ」
克己は、中学の時からの同級生。