図書室で君と~俺様王子との恋~
「そーかもしんねーな」


「えっ?」


隼人は冗談で言ったらしく、意外な返事
にびっくりしてるようだ。


「真、どう言うことだ?」



「キスしたいって思うのはおかしいか?」


「はっ?そりゃ好きな人だったら、キス
 したいって思うだろ」


好きな人だったら……やっぱ俺、花音が
好きなんだ。



「お前どうしたんだ?今日おかしい……」



「サンキュー隼人っじゃあな」


「お、おいっ」


ブチッ


俺は隼人が何か言いかけてたのを無視して
電話を切った。



やっぱ俺、花音が好きなんだ。だからあの
ときも助けてあげたいと思ったし、花音
と一緒にいても平気なんだ。


でも、さっきので完璧嫌われたな花音に。



「はぁ……」



俺が溜息をついていると、


ガラッ


図書室のドアが開いた。


誰だ?こんな時間に。


カツカツカツ

しかもこっちに向かってくる。


女だったらめんどくさいな。

俺がそう思ってると、


「先輩っ」

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