図書室で君と~俺様王子との恋~
えっ?

「花音っ?」



俺はそう言いながら、声のする方に
向かった。



やっぱ花音だ。許して貰えねーかも
しれねーと思うけど……



「悪かった」



俺は謝った。すると、



「もういいですよ別に。キス自体嫌
 ではなかったですし」



花音がそう言った。俺は花音に許して
もらったことに安心し、いつもの調子
に戻って、



「へぇ~嫌じゃなかったんだ」


無償に花音を苛めたくなった。



「じゃあ何で泣いたんだ?」


俺は花音の目元を触りながら言った。
泣いてたのバレバレだっつーの。



「そ……それは別に……」








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