キミと一緒に。【完】
「また焼けたね」



「脱皮したしな」



ユニフォームを捲り上げ、背中を見せた由斗。

本当に、皮が捲れてる。

端を掴めば、ペロリと捲れて、ちょっとハマる。



「あの、腹が減ったんですけど」



「あぁ、ごめん;;」



ちょっとどころか、かなりハマってしまった。

着替えに行く由斗と別れ、私は荷物を片して、母親たちと車に戻った。

兄貴と由斗、倉元とはサービスエリアで待ち合わせしてる。
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