キミと一緒に。【完】
自然が豊かで、芝生の広がる場所があるんだ。



「ここ良いわね。竜也が言ってた通りだわ」



サービスエリアに着き、年甲斐もなく芝生の上に寝そべった母親。

私は加菜恵とレジャーシートを敷き直し、お弁当を広げる。

紙皿や紙コップを人数分、出してると、兄貴たちも来た。

楽しくて、良太郎さんとも親睦を深められた。



「美味いなぁ、コレ」



「良かった」



由斗もお弁当に満足してくれて、かなり嬉しかった。




< 204 / 430 >

この作品をシェア

pagetop