キミと一緒に。【完】
そんな場所で、1人になりたかった。



「のんちゃんがしたいようにすると良い」



「慎吾…」



「でも、必ず帰っておいで。次こそは、何があっても守るから」



…そうか。

辛いのは、私だけではないんだ。

慎吾さんも、苦しめてるんだ。

慎吾さんと指切りをし、診察へと向かう。

不幸中の幸いというべきか、中出しはされてなかったらしく、精神科を勧められた。
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