キミと一緒に。【完】
声がした方には、警察官を数日、先導して歩いてる新太。

後ろには母親と、由斗親子が立って居た。



「こんなイタズラしちゃダメでしょ、おっさん。自分の敵である警察のフリして、――知能が低いんだよ」



「クソガキ…ッ」



新太が自分の頭を指差しながら、真顔で言った刹那、良太郎さんがボソッと発言しながら、怒りを露にした。



「キャ…ッ!!」



「来たら折るぞ。死ぬぞ?」



そして、私の腕を引っ張り、首に腕を回して来た。
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