キミと一緒に。【完】
最初は手出しするかも知れないけど、これから受験に備えられるって点では、良かったかな。



「引っ越ししたらさ、また泊めてよね」



「いつでも来てよ。私は暇になりますから」



「さすが。学年No.2!」



「所詮、2位だよ」



学年No.1の隣のクラスの女子に、私は一度も勝ててない。

勝つつもりはなかったけど、どうせなら卒業までに、一度は勝ちたい気持ちが沸く。
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