夢恋





 「まゆはね、歌手なんだぁ!」









 「え! すごい!!
 歌うの好きなの?」










 「大好き!!小さい時からの夢だったんだぁ…
 まゆの歌で皆が幸せになったら良いなって」









 楽しそうに話す真由璃ちゃんはとても輝いてみえた。











 「あたしは…そこまで考えてなかったけど、
 好きな人にいろんなあたしを見て欲しくて…
 活躍してるあたしをみて喜んで欲しくて…」








 「素敵だね!! まゆも、好きな人いるよ…
 だから、まゆの歌う歌はいつも恋愛ばっかりなの、
 その好きな人に届いたら良いなって思ってね」








 「やっぱり、そんな感じだょね!!」





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