夢恋




 ドアの前に立っていた諒があたしの向かいの席に座った。









 「この間はごめん…オレの気持ち一方的にぶつけて…
 ずっと後悔してた…」








 「……」








 あたしから言える事は何もない…







 だからずっと黙ったまんまのあたし。








 「オレさ…自分のことしか考えてなかった…本当に好きなら1番そばで応援しないとダメだよな…」








 「ぅん…」







 頷く事しかできない。







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