雨のち曇り



私は泣きそうになったけど、我慢した。



だって泣いたら何もかも、千秋に負けたような気がして。



私はこの話題から話をずらしたくて話を変えた。



『幸樹、夏祭り行くよね?』



『うん。一緒に行こうな』



『幸樹はその日部活ある?』



『あるけど、花火までには間に合う』



『そっか。私は休みだから最初は友達といるね!』



『わかった』



初めて彼氏と一緒にいる夏祭り。



楽しみで仕方がなかった。




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