雨のち曇り



でも、幸樹には言えず、すごく苦しかった。



「おい、お前大丈夫か?」



昴が心配してきた。



「ちょっとキツい」



「あんま無理すんなよ」



「うん」



そう言うと昴は頭を撫でてくれた。




その日の夜。

幸樹からのメールで



『別れよ』



ってきた。



『どうして?』



『愛には昴のほうがいいんじゃない?』



『なんでそんなこと言うの?』







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