暴走族のヒミツの寵愛姫☆



「隼人…ありがとう。辛かったね…。あきっらも!」



あたしの頬に涙が伝った。



「俺は…今でも星を死なせちゃったことに責任を持ってんだよっ…晟。もう許してくれよ…」




隼人はそう、晟に言った。




「…隼人の気持ちも知らねぇで俺もひどいこと言っちまってごめん。許してぇ…けど、一発殴らせろ」



晟は真実を聞けて許したいって隼人に言った。



けど、殴らなきゃ…まだ気持ちは晴れないんだね。




< 163 / 225 >

この作品をシェア

pagetop