ナンパ男との恋 社会人編
「っていうかぁ・・・
何で 佐々木さん
ジュンさんとか言ってんの?
何?そーんな親しい仲になった?」

どんどん顔が近づいてくる。


「ちょ、やめて下さい」


「何で?ジュンにも
こういう事してあげたんでしょ?」


首筋にキスするように
そう言うと、

「女って柔らかいよね~
ほんっと、噛み千切っちゃいたくなる。」


「っい・・・・た・・」


首の後に激痛が走るけれど
ガッチリと壁との間に挟まれていて
逃げられない・・・


「そういえば、この前つけてあげたキスマーク 愛する輝樹くんにバレなかったぁ?」


「・・・・・・・」


「さーっすが
可愛い顔して 男騙すのうまいねぇ?
じゃー・・今回は
隠せない首筋につけてあげるわ」


「え、ちょ、やめ
やめて!」

必死で首を振るように
暴れるけれど
男の力には まったく敵わない。





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