ナンパ男との恋 社会人編

ブラのホックが外されたと同時に
合わさっていた唇が離れ
去川さんの顔が
胸元へ下がり

「壊しそうだな・・」

優しく 胸元へ愛撫し始めた。

こんな姿
誰かに見られたら・・・


「痛っ・・・・」


「痛かった?
女経験少ないから
加減分かんないや。
あー、内出血した」


それでも執拗に
愛撫を続け
私の涙は 床に水溜りになってんじゃないかってくらい
涙が耳の方へと流れていく。


コンコン


「去川さーん、お昼ですよ。
佐々木さん来なかったですか?」

扉の向こうで みさとさんの声がする。

思わず 体が 硬直してしまった。


「佐々木さんに 
ちょっと手伝ってもらってるから
これが終わったら すぐ行く」

「分かりましたー」


・・・・・・・


「仕方ないか」

ため息混じりに言うと
私の体を起こし
服を被せた。


「次は 覚悟しといて」

そう言いながら
私の頬に 軽くキスをし
出て行った。







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