秘めた想い【短編】

病院

「ピ……ピ……ピ……」

遠くで機械音が聞こえる。

しかしその音以外は何も聞こえない。

目を開けると目の前は真っ白。

目が馴れて来るとそこには蛍光灯があることが確認出来た。

ここは…?

体が動かない。

目だけを動かし周りを確認する。

右手には点滴が繋がれていた。

一体何があったんだ…?


そこには静かな病室に一人ベットに横になっている困惑した表情の工藤の姿があった。
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