秘めた想い【短編】
しばらく笑い合った後、工藤が聞いた。


「ねぇ…名前何だっけ?」

「!?!?もう!貴子だってば!」

「ごめんごめん、またね。貴子。」


救急車が閉められ走り去るのを見送った貴子は、

「ナイフ持ってたから守ってあげたのに。」

と笑顔でふくれて呟いた。

「工藤…か…。って!?普通下の名前教えるでしょ!?

てかイキナリ私のこと呼び捨てだし!!」


貴子は工藤の予想外のキャラクターに、これから楽しくなりそうな予感を感じていた。
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