狼先輩。
私、彼女だって思っていいのかな?
放課後、部活が終わった後も、ボーっと考えていた。
女子更衣室で制服に着替えて、もう1度なんとなく部室に寄ってみる。
と、
「あ、ことりちゃん」
部室の中にはネクタイを結んでいる大神先輩だけだった。
「あれ……、他のみんなは?」
「もう帰ったよ」
「そう、なんですか」
「ことりちゃん、一緒に帰ろうか」
「は、はいっ」
「……」
「……」
「ねぇ、ことりちゃん」
「はい」
「今日、元気ないけどどうした?」
「っ!」