狼先輩。

「んっ!」



返事をする前に大神先輩に唇を塞がれる。


最初は触れるだけだったのに、だんだんと深くなっていく。



……私は、そのキスに溺れていく。



「んっん……」




先輩のキスはなんだか気持ちがいい。





――こうして、私は大神先輩に翻弄される。


< 295 / 362 >

この作品をシェア

pagetop