狼先輩。

「ことりちゃん」


名前を呼んで、ことりちゃんが顔を上げたのを狙ってすかさず唇を塞ぐ。


閉じた唇を割って、舌を入れると、ことりちゃんが一瞬ビクリと体を震わせた。



ことりちゃんの後頭部を手で支える。


「んっ……ん……」



きゅっと俺の制服のシャツを掴むことりちゃん。



俺の舌の動きに合わせて、たどたどしくも動きに合わせようとすることりちゃんが、たまらなく可愛い。



ヤバい。


可愛すぎてヤバい。



しかも、ここは俺の部屋。



「んんっ……ぁ……」



ことりちゃんの甘い声に、煽られる。



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