RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~





 きゅるるるる…。


 また、ルナの腹が鳴った。




 さっきの小部屋から引き換えし、またスタート地点(つまり、今は花畑の陸地)に戻ってきたルナとゲルブは、今度は川を歩いていた。




「うぅ…」


 ルナは、腹をさする。空腹状態で川の流れに逆らって歩くのは難しいのだ。


「大丈夫か」











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