LOVE PRINCESS(陽呂&心菜)



「あ……でも、し返してくれたよね」


そう軽く唇を合わせたら、私の後頭部に陽呂の手が回り、いつもより激しい深い……キ、キスが毎回……。


「も、もしかして陽呂、寝ぼけてたんじゃなくて…」

「え? あー、あれは気付いてたけど?」


穴があったら入りたい、とはこういう事を言うんだ。

カーッと熱くなった頬に両手をあてた。


あれ、わかっててわざとしてたってことなの!?


「あん時の心菜ってすげー大胆だよな。
俺は結構好きなんだけどね?」

「ば、ばっかじゃないの!」


もう、最悪。

陽呂がニヤッと笑い私を真っ直ぐに見つめる。

その目を見つめ返す事が出来なくて、その場にあったクッションで顔を隠した。

もう泣きそうなんだけど。

あぁ、もう恥ずかしい!


「え? そんなに恥ずかしい?」


なんて、当たり前の質問しないでくれる!?


「……俺の方が恥ずかしかったんだけど。
心菜は余裕でしてるのかと思ってたよ」


え?
陽呂も恥ずかしかったの?

ドキドキ、してくれてたの?


クッションの隙間から陽呂を見ると、照れたように笑ってて。

その表情にホッとしたんだ。
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