ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
でも、紫桜の動きは尋常じゃないくらい早かった。ヤツは十和子に向かって発砲した。



「危ないっ!!!」



京平が十和子を庇い、撃たれたーーー・・・



京平は右肩を撃ち抜かれ血の飛沫を空に散らし倒れこんだ・・・



「くそっ」



悔しげに舌打ちした紫桜は何事もなかったように廊下に向かって走り去った。



紫桜を追うよりも先に京平の手当てだ…



「京平さん!!?」



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