No.1カレシ




「………他の子に触れた…手で…体で…私に触れないでよぉ…!!」



……ドンッ!!



万優架は力いっぱい俺を引き離し廊下の奥へと消えていった…



…………万優架…泣いてた…??



万優架が力いっぱい俺を押した所でいつもならなんともないんだけど…


万優架の言葉が……今の俺には充分過ぎるダメージを与えた…



………抱き寄せた女に…拒否られるなんて…始めてだわ…


自分の惨めさに笑いすら込み上げてきた…



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