しーくれっとらぶ
「な?本当だろ?」



慎君はそう言って得意そうに笑う。



『そっかぁ…///』



あたしはそのことが本当なんだとわかるとなんだか嬉しくてつい顔がニヤけてしまう。



「ま、俺らが言ったってことは龍には内緒な…「何が内緒やねん。」

『「「!」」』



慎君があたしに口止めをしている時あたしたちの背後から龍の声がした。



『あ、龍……ι』



龍はあたしたちの話を聞いていたみたいで慎君を睨みつけて不機嫌そうに髪を拭きながらソファーに座った。



『龍、今の話本当?』



あたしは開き直って龍に真相を確かめた。



「っ…///知らんっ…///」



龍はそう言って否定するけど、顔が真っ赤になっている(笑)。



『教えてくれてもいいじゃん。』



あたしは龍に近寄って龍の顔を覗き込んだ。



「なんやねんっ///!!
一目惚れちゃうわっ///
慎いらんこと言うなや。」

「本当だろ~♪」



慎君も開き直ったみたいで
龍を冷やかして楽しんでいる。






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