しーくれっとらぶ
「聖夜さん、
今日はどこ行くわけ??」

「今日は海行く♪」

「今日も!?
明日ってつってなかった??」




だいぶ具合が良くなったのか陸が話し出した。





「明日も海だぜ。
でも今日はダイビングで、
あしたはビーチだ♪」


『ダイビング!?♪
潜るの~?♪』

「そうそう。」

「唯運動音痴だかんなぁ。
潜れんのかぁ??」

『潜れるよ!!』

「へ~、したことあんのかよ~??」

『っないけどっ…―
潜るもん!!』

「まぁ、唯はデブだからそのまえに浮くな(笑)」

『ひど~い!!
あたしそこまで太ってないよっ!!』


「もう陸!!もう少し唯ちゃんに優しくしなよっ!!」


相変わらず口喧嘩ばかりのあたしたちを見ていた梨華さんが、その原因である陸を呆れたように見た。



「本当のことだし~(笑)」


だけど陸は反省する様子もなく、
横目であたしを見て言った。



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