しーくれっとらぶ

渡英

龍がイギリスに行く日が一週間後に迫ったある日曜


『♪~』


あたしは新しい携帯電話を抱き締めてベッドでゴロゴロする。

そんなあたしを見て遊びに来ていた亜紀は呆れたようにため息をつく。


「幸せみたいね~ι」

『幸せだよぉっ。龍と会えないのは寂しいけど、コレがあるから大丈夫だもんっ』

「いいなぁ。唯って龍君からすごい愛されてるよね~」

『そうかな…っ///?』


亜紀の一言にあたしは顔が熱くなる。


「そうだよ~。慎が言ってたもん。「龍は本当に唯命だ」って。羨ましいなぁ」


亜紀はそう言うけど、亜紀こそ慎君にすごい大切にされてるんだ。

亜紀はどんくさいから気付かないだけ。


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