しーくれっとらぶ
「龍君すごいね~。こんなに大きく取り上げられちゃって」


梨華さんはそう言ってスクリーンを眺める。


『こんなにすごい人なんだね…龍って…。龍、大丈夫かな…怒られたりしないかな?』

「どうだろうね。龍君の事務所は恋愛禁止みたいだし…。まぁ、大丈夫なんじゃない?」


そんな話をしながらあたしたちはカフェに入った。

あたしたちが座った席の隣は女子大生たちだった。

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