しーくれっとらぶ
そして、いつものように忙しく働いて、気がついたらもう上がる時間だった。

あたしは店長と奥さんのところに挨拶に行った。


「唯ちゃん、お疲れ様。今日までありがとうね」


店長の奥さんがあたしに今日までのお給料を手渡した。


『ありがとうございます。急に辞めちゃってすみませんι』

「気にしなくていいよ。唯ちゃんはよく働いてくれて助かってたよ。また気が向いたら、来てくれよ」

『はいっ、ありがとうございましたっ』


あたしは店長さんたちにもう一度お礼を言って、着替えにスタッフルームに向かった。

< 426 / 854 >

この作品をシェア

pagetop