しーくれっとらぶ
「えらい、えらい(笑)。」


龍はまるで小さい子どもを褒めるときのように、あたしの頭ポンポンと叩きあたしの手を引いて部屋を出た。


『んぅー……。』


寝起きが良くないあたしは、ぐずりながら龍に引かれるままノロノロと歩く。




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