しーくれっとらぶ
『ん?』


あたしは首を傾げた。


「俺仕事辞めようかな…。」


龍の口から信じられない言葉が出てきた。


『何言ってるの……?』

「仕事辞めたら、唯といつでもこうしてられるやん……。俺のせいで唯が苦しむこともないし……。堂々と唯と付き合える。」


龍はあたしの髪を撫でながらそう言う。







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