しーくれっとらぶ
「じゃあ行くか」
―!あ……
園田君の言葉と同時にステージにある文字が目に入った。
"smash NEW single…"
smashって…―
「沢久佐!?」
あたしは無意識にステージに向かって歩いていた。
さっきまでここにsmashがいたの……?
龍がここにいたの……?
「沢久佐?どうした?」
園田君があたしを追って隣に立った。
だけどあたしは園田君に目を移すこともなくステージを見つめていた。
忘れなきゃいけないってわかってるんだ……。
どんなにあたしが龍を想っていてもどうしようもないって……。
だけど……
出来ないんだもん……。
龍以上に誰かを好きになるなんて出来ないよ……。
そんなことを思っているとあたしの目に涙が溜まってきているのがわかった。
『あ、ごめんね。行こう』
あたしはパッと笑顔を作って、ステージに背を向けて歩き出す。
なにやってんだろ…あたし。
また龍のこと考えてた……。
もうどうしようもないのに……。
忘れなきゃいけないのに……。
―!あ……
園田君の言葉と同時にステージにある文字が目に入った。
"smash NEW single…"
smashって…―
「沢久佐!?」
あたしは無意識にステージに向かって歩いていた。
さっきまでここにsmashがいたの……?
龍がここにいたの……?
「沢久佐?どうした?」
園田君があたしを追って隣に立った。
だけどあたしは園田君に目を移すこともなくステージを見つめていた。
忘れなきゃいけないってわかってるんだ……。
どんなにあたしが龍を想っていてもどうしようもないって……。
だけど……
出来ないんだもん……。
龍以上に誰かを好きになるなんて出来ないよ……。
そんなことを思っているとあたしの目に涙が溜まってきているのがわかった。
『あ、ごめんね。行こう』
あたしはパッと笑顔を作って、ステージに背を向けて歩き出す。
なにやってんだろ…あたし。
また龍のこと考えてた……。
もうどうしようもないのに……。
忘れなきゃいけないのに……。