鯖を読んでる転校生=社長!?
ハハハじゃないよ~佑希ちゃ~ん!

あたしは少し佑希を睨んだ。

「結輪、行けば?せっかくの招待なんだし!」

「なっ!!」

佑希は吉一くんの二重人格を知らないからそんなことが言えるのよ!

「行きなよ!」

「来てよ、杉谷さん」

何何?この空気。

イケイケオーラ出さないでよ~。

「・・・はぁ、わかった。でも、バイトまでには帰るからね!」

「何言ってんの!せっかくだし、あたしが代わりにバイト入ってあげるよ!」

「・・・・・」

「森さん、気が利くね。ありがとう」

「いいよいいよ!」

「じゃあ、日曜日の9時に学校の門の前にいて」

「・・・はぃ」

勝手に話を進められて結局こうなってしまった。

ホントにこれでよかったのかな?



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