夢花火

油小路にて





そして、宴からまた数日。


近藤宛に、一通の手紙が届いた。


それは、伊東について行った斎藤からの手紙だった。




「…どうやら伊東達は、俺を暗殺しようとしているらしい」




苦々しい顔で、近藤が言った。




「何…?」




土方も、これにはじっとしていられないようだった。




…すぐに、
伊東を暗殺するという判断を下した。




< 226 / 345 >

この作品をシェア

pagetop