こんな日もあるさ
◆おにぎりの話

休日、お弁当持って予備校へ行った長男、ボーズ君が、帰ってきて開口一番言った。

「母さん、今日アルミホイル足りなかっただろう」

( ̄▽ ̄;)そ…そうです。その通りです。

君のお弁当用におにぎりを2個作って包もうと思ったら、2個分なくてさー。買い置きもなかったし。なんとか包んだけど、やっぱ分かった?

「バレバレ、慌てた殺人犯の偽装工作くらいひどかった」

( ̄△ ̄;)どういう表現だよ、それ。


結構鋭く見抜かれている気がする。


以前にも、やはりおにぎりを食べていた時の話。

一緒に食べていた友達が『中身は何?』と聞いたという。

「梅干し」

『じゃ、もう一個は鮭かな』という友達に、

「もう一個も梅。俺の母親はそんな面倒なことはしない」


( ̄▽ ̄;)そう、その通りでございます


さらに別の日、

「今日は梅干しが足りなかったのか? 2個目、鮭だったけど」


(*^-^*)いえいえ、君のために違う具にしてみました

「···嘘だな」

( ̄▽ ̄;)そんな あっさり…

そう、嘘です。梅干しなくなったので冷蔵庫にあった塩鮭のシッポ焼きました 

「やっぱりな」

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