[短編]恐い人
あれっ?
痛くないー……
そんなことを思ってると頭上から
「おいっ…大丈夫か?…」
「へっ?」
なんと、久遠さんが倒れそうな私を助けてくれてくれたのだ………
しかも今、私は久遠さんに抱きしめられている状態で
恥ずかしくなった私は
「すっすいません!助けてくださってありがとうございます」
と言って、久遠さんから急いで離れた
ヤバいっ……心臓がドキドキしてるっ
ってか、何ドキドキしてるんだ自分
そんな自分とは違い久遠さんは何もなかったように平然と
「さきに、庭で待っている。」
と言って歩き始めた………