空は、見ている。
「はぁ・・・」

と美桜さん、ため息

なんなのだ、そのため息は!

「まぁもういいや。ってかさ、班同じってことは席めっちゃ近くなるね!」

「うん!!そうだね。美桜~」

私が、美桜に抱きついたとき、

「華島さん、茅ヶ崎さん」

声がした方を見ると、南澤君と栗原君がちょっと頬を赤く染めてこっちを見ていた

「何?顔赤いけど、具合悪くなったの?」

っと言ってから、私は気づいた

美桜に抱きつきたいのか、と

南澤君も栗林君も優しいけど、やっぱり男だもんね・・・

私が、美桜を守らないと・・・

とかって、考えてたら

「席の事なんだけど・・・」

と話始めた南澤君

「あー、なるほどね」と納得する私

「ここは、じゃんけんで好きな席選ぶっていうのは、どう?」

って言っても、4つしか席ないんだけどね・・・

美桜とは、どうせ近くなれるからどこでもいいしー



そうして、なった席が私、南澤君
その後ろが、美桜、栗林君
< 12 / 24 >

この作品をシェア

pagetop