アオい夏
すると、水は消えた。



「てめぇ、何もんだ。」




悪魔が言う。


「お前に言うまでもない。」


「どういう真似だ。」



「あなたこそ、良くそんなに人を殺せるわね。感情がないみたいだわ。」



私が言うと、悪魔は一瞬寂しそうな顔をして、


「俺には感情なんてない。」


と言うと、私を殴ろうとした。
私はそれをよけて、
「風よ!!!!」
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