禍津姫戦記
「裏切りか。ともかく、大軍が押し寄せてくるというわけではないのだな?」

 ざぶ、と姫夜は湯をはねかして振り返った。

「ハバキ、たとえ山鳥でもカミのことばはあなどれぬぞ」

「裏切りというからは、裏切られるのは俺かおまえだ。俺なら寝首をかかれぬように気をつけていればいい。おまえのことは俺が守る」
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