Forever with you
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「あっ、翔太!」


朝、いつもどおり家を出た。


…驚いた。

ドアの前に里依紗が立っていたのだから。



隼なっなっなんでお前がここにいんだよ!?」

「また隣に引っ越してきたの」


…気付かなかった。
俺の隣の家が里依紗の家とは...

つまり、昔みたいに戻ったってことか?



「これから、一緒に学校に行こう!」

「んー...」

「えっ…もしかして、駄目?」

「…まぁ、いいけど」


なんとなく、それは嫌だった。
梨乃に見られたら、って思ってしまった。



「それじゃー、行こっかっ」

「…ん」


仕方なく、里依紗と学校に行くことになった。


小さい頃、俺は里依紗に恋愛感情を持ったことがある。

でも、それは過去の話。
今では、そんなもの微塵もない。

里依紗のことは、好きではない。
友達として、幼馴染として好きだ。




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