彼氏は泣き虫、彼女は強虫。





「結愛ちゃん、結愛ちゃん♪!!
晴飛フったんでしょ~??やっと、俺のになる気になった~?!」




「はぁ??燕?結愛ちゃんは俺のだって何回言ったら分かんだよ?!!」




………どうして…??


燕先輩と麗怨先輩にここに隠れて居るのがバレたの…;;;??




「お久しぶりです、きょ、今日もいい天気デスネーハハハ。


………………;;;;;
では、これで失礼しまぁ~す。」




ニッコニコの作り笑いを作って、先輩達の横を通り過ぎようとしたすぐに、両腕を捕まれた。




「燕先輩、麗怨先輩??
部活に戻ってはイカガデスカ。」




「えっ??結愛ちゃんも、部活していくだって?わーい、お兄さん達うれしいなぁ。」




なんて言うメチャクチャな……;;


しかも、棒読みかよっ!;;




「……燕先輩、麗怨先輩。
俺のものに触らないでください。」




とどこから現れたのかが分からない、祐也。。




「「……ごめんな、祐也くん。
今、なんだって?」」




先輩達は声をハモらせながらそう言った。




「だから、“俺のもの”に触らないでください!」




俺のものって言う所だけを強調して言った、祐也。


なんだか、この言葉聞いてるこっちが恥ずかしいよね……うん。




てかね??
私、ものじゃないしって言うねw?




「なぁ、燕爺さんや。
彼はなんて言ったんじゃのぉ…??


俺のものって言ったかのぉ??
ワシは、歳で耳が可笑しくなったんだろうかのぉ。」




「いやいや、麗怨爺さんや。。
ワシも聞こえたのぉ、俺のものって…。


歳で耳が可笑しくなったのかものぉ;;
耳鼻科に行ってくるとするかのぉ…??」




いやいや、
お前らは精神科に行こうか^ ^







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