夏に、恋をした。


「部活ばっかりで、ごめん」


杉宮は首を横に振った。

そんな杉宮になら、言ってもいい。


「だけど、俺は…俺には、テニスでしたいことがある。」

誰にも言わなかった夢。




「インターハイで上位になること」




杉宮はゆっくり頷いた。



「うん…、そうやって夢を追いかける桜田が好きなの」



予想外の言葉。

俺、夢とか言ったことないのに。


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