神様修行はじめます!
ここに泊り込んで、もう何日になるだろう。

あれからずっと、この屋敷であたしは生活していた。

その理由は・・・


『修行が必要』なんだってさ。



じー様があたしに施した封印は、かなり不安定なものだったらしい。

じー様って、封印術は簡単にかじった程度だったんだって。


そんな付け焼刃みたいな術をかけたもんだから、解除もうまく作動しなかったらしい。


「まったく本当に、ナオは・・・」

「自分の孫に何をするんじゃ」

って、おばあ様と絹糸が、また溜め息を連発してた。



そんで、力をコントロール出来るようになるため、夏休み中ここで合宿する事になってしまった。
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