君の隣で夢みた未来
「え?私の名前…」
彼も、その時ハッとしたようだった。
みるみる耳が赤くなり、とても可愛かった。
「安西圭介…っす。1年の」
「3年の美咲つぐみです」
とても簡単な自己紹介だった。
出会ってから話しかけて今に至るまで順番がぐちゃぐちゃでなんだか可笑しく思えて吹き出してしまった。
その間、1年生の圭介は緊張しているのかカチコチに固まっていた。
「ていうか、名前…」
ハッと驚く圭介。
小さく咳払いをしたのを私は聞き逃さなかった。
そのあと彼はこう続けた。
「…有名だから。先輩…」
「…有名?」
有名ってなによ。
問題児ってこと?
悪名みたいな?
自慢じゃないけど、3年になってから何度放送で呼び出されたかわからない。
「いや。あの。悪い意味じゃなくって…」
必死に言葉を探す圭介が愛くるしく見えて、私は笑いながら「大丈夫だよ」と答えた。
彼もそれに安心したのか小さく笑う。
「綺麗ですね…」
「え?」
「あ!ピアノが。ピアノの音が綺麗ですね…!」
また、彼は耳を真っ赤に染めていた。
彼も、その時ハッとしたようだった。
みるみる耳が赤くなり、とても可愛かった。
「安西圭介…っす。1年の」
「3年の美咲つぐみです」
とても簡単な自己紹介だった。
出会ってから話しかけて今に至るまで順番がぐちゃぐちゃでなんだか可笑しく思えて吹き出してしまった。
その間、1年生の圭介は緊張しているのかカチコチに固まっていた。
「ていうか、名前…」
ハッと驚く圭介。
小さく咳払いをしたのを私は聞き逃さなかった。
そのあと彼はこう続けた。
「…有名だから。先輩…」
「…有名?」
有名ってなによ。
問題児ってこと?
悪名みたいな?
自慢じゃないけど、3年になってから何度放送で呼び出されたかわからない。
「いや。あの。悪い意味じゃなくって…」
必死に言葉を探す圭介が愛くるしく見えて、私は笑いながら「大丈夫だよ」と答えた。
彼もそれに安心したのか小さく笑う。
「綺麗ですね…」
「え?」
「あ!ピアノが。ピアノの音が綺麗ですね…!」
また、彼は耳を真っ赤に染めていた。