横で眠る「あなた」【未完】
第1章
中2の3学期なんて、とんでもなく中途半端な時に、こんな出会いがあったのは、新しく仲良くなった友人のおかげだった。

その友人。
恵子は、それまでも顔を合わせれば挨拶くらいはするけど、特別に仲がいいというわけではなかった。

しかも、1年の時に、「舞子から健二を取らないで。」と言いに来た時はビックリした。

取らないでって?
舞子と健二はつきあってないでしょ?
それに、わたしと健二もつきあってない!
ただの友人だ!!

舞子が健二に告ればいいんじゃい?
好きならば。
この時の私は本気でこう思ってた。
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